数字に囚われすぎないように

こんにちは。
僭越ながら、現在私は企業の動画やSNSやその他諸々、企業の情報発信のお手伝いさせていただいております。
それらのコンテンツ運用では、視聴数や視聴時間などの数字が成果を上げるための重要な指標であり、私自身も日々その意識を持って取り組んでいます。
他のコンテンツで数字が伸びていると、それに追いつき、さらに良い結果を出したいと感じることもあります。

しかし、数字を追いかけるあまり、本来の目的や伝えたい思いがぼやけてしまう危険があると感じています。
視聴者の反応に合わせたコンテンツを作り続けると、次第に本質から遠ざかり、「数字に振り回されているのではないか」と自問することもあります。

もちろん、誰にも見てもらえないコンテンツでは意味がなく、データを基に効果的な投稿を作ることも重要です。
そのバランスを保つのは難しいですが、これは自分への戒めとして忘れないようにしたいと考えています。

それでも、伝えたいことを誠実に発信し続けることには確かに意味があると信じています。
実際、あるコンテンツを英語で発信を続けた結果、2年の歳月を経て海外から問い合わせがありました。
2年かかりましたが彼らがそのコンテンツを見て連絡をくれたと言ってくれた時はやったことは間違いではなかったんだととても嬉しく思いました。
そんな、成果が出ることに時間のかかることを何も言わずずっと任せていただいた会社様には感謝の気持ちしかありません。

他人との比較や評価への意識が、数字に対する執着を生むのかもしれません。
これは現代における一つの問題でもあると思いますが、しかし、初心を忘れず、本質を見失わずに誠実に発信し続ければ、いずれその情報を本当に求めている人に届くと考えています。
この文章は、そうした自分への忠告として書き留めました。

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